Japanese
English
目でみる耳鼻咽喉科
視力障害をきたした蝶形骨洞真菌症の1例
A case of sphenoid sinus mycosis pesenting with optic neuropathy
村下 秀和
1
,
打田 健介
1
,
加藤 修
1
,
米納 昌恵
1
,
原 晃
2
Hidekazu Murashita
1
1筑波学園病院耳鼻咽喉科
2筑波大学大学院人間総合科学研究科(医学)耳鼻咽喉科
pp.276-277
発行日 2008年4月20日
Published Date 2008/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411101227
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蝶形骨洞真菌症ではその解剖学的位置により他の副鼻腔真菌症より視力障害を起こしやすい1)。またその視力障害の予後は術前の視力の程度と発症から手術までの期間によると考えられている2)。今回われわれは高度の視力障害で,発症2か月後に手術を行い視力の改善を認めた1例を経験したので報告する。
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