目でみる耳鼻咽喉科
咽喉頭帯状疱疹ウイルス感染症の1例
村下 秀和
1,2
,
伊東 善哉
1
1独立行政法人国立病院機構霞ヶ浦医療センター耳鼻咽喉科
2筑波学園病院耳鼻咽喉科
pp.622-623
発行日 2006年8月20日
Published Date 2006/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1411100727
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一般に水痘帯状疱疹ウイルスは,初感染で水痘を発症させた後,さまざまな神経節に潜伏感染する。その後,加齢や免疫低下,ストレスなどを誘因として再活性化し病変を形成する。今回われわれは,軟口蓋・口蓋扁桃から喉頭に至る広範囲な病変を認めた水痘帯状疱疹ウイルス感染症の1例を経験したので報告する。
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