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特集 第45回日本臨床眼科学会講演集(3)1991年10月 広島
学術展示
起立性低血圧を伴う透析患者において,白内障術後高眼圧を契機として虚血性視神経症が生じた1例
A case of aphakic ischemic optic neuropathy in a hemodialized patient with orthostatic intolerance
永谷 建
1
,
魚住 博彦
1
,
高橋 広
1
,
秋谷 忍
1
Ken Nagaya
1
,
Hirohiko Uozumi
1
,
Hiroshi Takahashi
1
,
Shinobu Akiya
1
1産業医科大学眼科学教室
pp.686-687
発行日 1992年5月15日
Published Date 1992/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410908480
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- Abstract 文献概要
緒言 近年,透析療法の進歩と普及とともに長期透析症例の増加がみられている。同時に透析による眼合併症も問題となってきている。今回,起立性低血圧を伴う長期人工透析患者に水晶体嚢外摘出術および前部硝子体切除術を施行し,術後の高眼圧を契機とし虚血性視神経症を生じた1例を経験した。
症例 患者:T.K.69歳男性。
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