特集 インフォームドコンセント時代の眼科外来診療マニュアル—私はこうしている
外来診療のポイント(所見からみた疾患)—私はこうしている
高眼圧・低眼圧
富田 剛司
1
1岐阜大学医学部眼科学教室
pp.141-145
発行日 1999年9月30日
Published Date 1999/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410906560
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眼科診療において,眼圧は測定しなければその所見は得られない。特に高眼圧では自覚症状の全くないことも多く,それがほとんどであると考えても大きな間違いではない。このことから,日常診療において眼圧は,少なくとも初診患者にはルーチンに行われるべき検査である(Zoom up 1参照)。
本稿では眼圧の異常所見として,高眼圧あるいは逆に低眼圧を認めた場合にどのように対処していくかを概説する。
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