連載 眼科手術のテクニック—私はこうしている・22
Setonによる血管新生緑内障の治療
千原 悦夫
1
1京都大学
pp.1770-1771
発行日 1990年10月15日
Published Date 1990/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410908273
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眼科臨床でもっとも治療が困難な緑内障のひとつに血管新生緑内障(図1)があげられる。これは網膜中心静脈閉塞症,糖尿病性網膜症や網膜剥離などによる眼球後極部の虚血性病変部から血管新生因子が放出され,血管の新生が起こり発症してくるものである。
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