Japanese
English
連載 眼科図譜・364
強度近視に伴う脈絡膜新生血管膜の外科的除去
Surgical removal of subfoveal choroidal neovascular membrane secondary to high myopia
間渕 文彦
1
,
荻野 誠周
1
,
栗原 秀行
1
Fumihiko Mabuchi
1
,
Nobuchika Ogino
1
,
Hideyuki Kurihara
1
1栗原眼科病院
pp.1774-1776
発行日 1998年11月15日
Published Date 1998/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410906132
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緒言 強度近視に伴う新生血管黄斑症の治療として,光凝固治療に加え,脈絡膜新生血管膜(choroidal neovascular membrane:CNM)の外科的除去術が試みられている。しかし,これまでの中心窩を含むCNMの外科的除去の成績1,2)は,必ずしもよいものではなく,全症例において手術適応があるわけではないようである。筆者らは,本術式により良好な視力改善の得られた症例を経験したので,その手術適応について若干の考察を加え報告する。
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