眼科の控室
座右の書
pp.166
発行日 1997年2月15日
Published Date 1997/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410905224
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眼科の外来には,参考書を何冊か用意しておくと,いざというときの助けになります。ゴマンとある眼科の疾患すべてを記憶しておくのはまず無理というものです。遺伝性の角膜疾患などでも,手元に参考書があると,患者さんにちょっと待ってもらって,調べるべきなのです。
「どんな参考書を」となると,各人の好みもあるので,すぐには言えません。それでも「この1冊」を挙げるとすると,まずお勧めは「眼科症候群辞典」です。東京女子医大の内田幸男教授が定年退職なさるとき,記念論文集の代わりに出された本です。全部で428の「なになに症候群」が,ABC順に要領よく記述されています。
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