こんなときオスラー|超訳『平静の心』・6
医学は「人類への奉仕」である—「医学の座右銘」の章より
山中 克郎
1
1諏訪中央病院総合内科
pp.828-831
発行日 2017年6月15日
Published Date 2017/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1429200985
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ウィリアム・オスラーは、ジョンズ・ホプキンズ大学内科教授を14年間務めた1903年に、母校トロント大学に招かれて講演した。その医学生へのメッセージが特別講演「医学の座右銘」である。規律ある生活習慣を身につけ、目標をもちながら時間を適切に配分し、集中力を養うことが重要であると説いている〔私がロールモデルとして尊敬している宮城征四郎先生(臨床研修病院群プロジェクト群星沖縄名誉センター長)も、「皆、1日24時間しかないんです。勉強ができる、できないの分かれ目は、その時間の使い方と集中力の問題なのです」と仰っている(本誌27巻2号、p157)〕。
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