特集 高齢患者の眼科手術
併存疾患の評価とリスク判定
神経系疾患
高木 誠
1
Makoto Takagi
1
1東京都済生会中央病院神経内科
pp.40-43
発行日 1994年10月30日
Published Date 1994/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410904019
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眼科手術をうける高齢患者の神経系併存疾患として最も頻度が高く,臨床的に重要な疾患は脳血管障害(脳卒中)である。したがって本稿では脳血管障害の既往がある患者の術前評価とリスク判定を中心に述べるが,手術をするにあたって注意するべきこの他の神経疾患または合併症としてパーキンソン病,てんかん,痴呆も取り上げ,それぞれの留意事項についても簡単に解説する。
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