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特集 第47回日本臨床眼科学会講演集(2)
学術展示
インターフェロン投与中に全眼球炎をきたした1例
A case of panophthalmitis developed during interferon therapy
吉利 尚
1
,
三枝 圭
1
,
渡辺 朗
1
,
北原 健二
1
,
山田 弘徳
2
,
溝渕 杏子
2
,
磯貝 行秀
2
Takashi Yoshitoshi
1
,
Kei Saegusa
1
,
Akira Watanabe
1
,
Kenji Kitahara
1
,
Hironori Yamada
2
,
Kyoko Mizobuti
2
,
Yukihide Isogai
2
1東京慈恵会医科大学眼科学教室
2東京慈恵会医科大学第3内科学教室
pp.692-693
発行日 1994年4月15日
Published Date 1994/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410903761
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- Abstract 文献概要
緒言 近年,C型肝炎に対するインターフェロン療法の普及により,その眼合併症として網膜症に関する報告が散見されるようになったが,重篤な眼障害をきたした報告はみられない。今回,慢性肝炎に対するインターフェロン投与中に全眼球炎をきたし,眼球摘出に至った症例を経験したので報告する。
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