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連載 今月の話題
眼病変を主病変とするサルコイドーシスの診断
Diagnosis of sarcoidosis presenting ocular lesions with no apparent other manifestations
大原 國俊
1
kunitoshi Ohara
1
1自治医科大学附属大宮医療センター眼科
pp.13-18
発行日 1994年1月15日
Published Date 1994/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410903594
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サルコイドーシスのぶどう膜炎は内因性ぶどう膜炎中で頻度が高く,特徴的な病変を示し,本症の発見動機となることが多い。本症の診断は眼外全身所見から行うため,全身所見に乏しい場合には本症の診断が困難であったが,気管支肺生検で診断できる症例が多い。本稿では,サルコイドーシスの特徴的眼所見と全身所見を述べ,眼外全身所見を伴わない場合の診断方法を提示した。
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