特集 白内障手術 Controversy '93
術中・術後トラブルの予防と対策
麻酔科医の立場から
釘宮 豊城
1
1順天堂大学医学部麻酔科
pp.186-187
発行日 1993年10月30日
Published Date 1993/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410901945
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われわれ麻酔科医が白内障手術に関与する場合は大きく分けて2通りある。1つはわれわれが全身麻酔を施行する場合で,もう1つは眼科医が局所麻酔を施行する場合である。後者の場合,麻酔科医は全く関与しないことも多いが,関与する場合としては,①術前から全身状態が悪く,手術中に全身管理が必要な場合,②術中,局所麻酔によるものも含めて,何らかの理由で全身状態が悪化し,緊急に処置が必要な場合,などが挙げられる。
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