特集 眼科基本診療—私はこうしている
治療に必要な基本技術
結膜下注射の方法と薬剤の選択および量
金井 清和
1
1神戸市立中央市民病院眼科
pp.125
発行日 1991年10月30日
Published Date 1991/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410900899
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結膜下注射の目的
一般に結膜下注射をよく使いるのは,白内障などの内眼手術後の炎症が強いとき,消炎目的でステロイドを用いたり,匐行性角膜潰瘍の治療のために抗生物質を用いたりすることが多い。これは結膜下注射によって比較的簡便にかつ確実に局所の薬剤濃度を高く維持できるからである。
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