特集 小児眼科診療マニュアル—私はこうしている
全身異常を伴う場合のCureとCare
悪性腫瘍
金子 明博
1
1国立がんセンター病院眼科
pp.1650-1651
発行日 1990年9月30日
Published Date 1990/9/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410900401
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小児期で眼部に発生する悪性腫瘍の頻度は低いが,視機能のみならず生命にも関係しているため,他の眼疾患と異なった的確な対応が要求される。眼部原発としては、網膜芽細胞腫,眼窩横紋筋肉腫,髄様上皮腫,悪性黒色腫などであり,続発性としては,白血病,神経芽細胞腫,リンパ腫,ウイルムス腫瘍などがある。網膜芽細胞腫については1637頁に記載したので省略する。
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