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連載 眼科図譜・282
早期硝子体手術が奏効した内因性真菌性眼内炎の1症例
A case of endogenous fungal endophthalmitis successfully treated with early vitrectomy
蔵本 秀史
1
,
友田 隆子
1
,
大熊 紘
2
Hideshi Kuramoto
1
,
Takako Tomoda
1
,
Hiroshi Ohkuma
2
1済生会泉尾病院眼科
2関西医科大学眼科
pp.6-7
発行日 1990年1月15日
Published Date 1990/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410900001
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- Abstract 文献概要
緒言 近年,胸部,腹部臓器に対する手術後に,高カロリー輸液,中心静脈栄養を行う機会がふえるにつれ,日和見感染症として,真菌性眼内炎の報告が多い1-4)。今回,我々は,中心静脈栄養を実施中発生した,真菌性眼内炎を,硝子体手術とミコナゾール(フロリードF®)の硝子体内注入および,ミコナゾールの金身投与により,消炎に成功したので報告する。
症例 49歳女性 初診1988年5月26日
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