増刊号 6年前の常識は現在の非常識!—AI時代へ向かう今日の眼科医へ
Ⅱ.デジタル眼科学
角膜疾患に対するAI診断
滝 陽輔
1
,
山口 剛史
2
1名古屋大学大学院医学系研究科眼科学・感覚器障害制御教室
2東京歯科大学市川総合病院眼科
pp.35-39
発行日 2024年10月30日
Published Date 2024/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410215319
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ここが変わった!
以前の常識
・角膜疾患に対するAI診断は,前眼部OCTや生体共焦点顕微鏡などを用いたものが多かった.
・細隙灯顕微鏡画像を用いたAI診断が研究されるようになってきていた.
・診断の可否は医療機器に依存していた.
現在の常識
・前眼部写真だけで感染性角膜炎や瘢痕,腫瘍などの分類ができる.
・スマートフォンで撮った写真でも角膜疾患を分類することができる.
・スマートフォンで動画を撮りながらリアルタイムで角膜疾患の分類を確認できる.
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