Japanese
English
連載 Clinical Challenge・40
新生児の角膜混濁
Corneal opacity of a new born baby
加山 結万
1
,
山口 剛史
1
Yuma Kayama
1
1東京歯科大学市川総合病院眼科
pp.823-825
発行日 2023年7月15日
Published Date 2023/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410214840
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症例
患者:生後28日
症状(主訴):なし
現病歴:在胎36週,2,046g,正常経腟分娩で出生。出生直後に右眼の角膜混濁を認めていた(図1)。低出生体重児,代謝性アシドーシス,高尿酸血症,未熟児貧血のためNICUに入院し,右角膜混濁については新生児科にてTORCH症候群の精査を行ったが有意な所見はなかった。全身状態良好であったため日齢23で退院した。右角膜混濁について精査のため眼科に紹介され受診した。
既往歴:周産期切迫早産,低出生体重児。小児科で全身疾患なし
家族歴:なし
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