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あとがき
中澤 満
pp.364
発行日 2020年3月15日
Published Date 2020/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410213508
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2019年度の最後の月となり,卒業シーズンを迎えました。謝恩会で卒業生から「仰げば尊し」など歌われますと,「果たして自分はその歌の内容に見合う教育はできたか?」と何とも気恥ずかしい思いで内心忸怩たるものがあります。医学の進歩に遅れないような生涯学習,自己研鑽の必要性を自覚させられる季節でもあります。
臨床眼科では今月から恒例の第73回日本臨床眼科学会で発表された演題の原著論文の掲載が始まります。各施設で経験された貴重な症例報告を本誌の論文としてともに経験することで,自分が勤務する場でいつ遭遇するかも知れない難症例の診断や治療のヒントを得ることができるのではないかと思います。診断や治療の選択肢を数多く保持できるかどうかが日々の診療のコツでもあります。
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