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あとがき
鈴木 康之
pp.1912
発行日 2017年12月15日
Published Date 2017/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410212547
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平成29年も終わりに近づきました。先日は秋田大学の吉富健志教授が学会長を務められた第71回臨床眼科学会が東京で開かれ,眼科の最新知見に関しての討論が各会場で大変盛り上がっていました。また,それと同時進行の形で来春から始まる日本専門医機構による専門研修プログラムに基づいた眼科専攻医の登録が開始されましたが,来春から眼科専門医を目指すことになる研修医はもちろんのこと,各研修施設もこれまでと異なる登録方法や募集定員の枠などに戸惑いを隠せない状況だと思います。
さらにこれもまた同時進行の形で来春の日本眼科学会総会の演題登録も開始されました。日眼,臨眼が徐々に英語化に向かっていることはご承知の通りですが,倫理的な面に関しても海外の学会と同様,発表に際し介入や侵襲を伴わない後ろ向き研究であっても倫理委員会の承認が必要となりました。ただし,次回については移行措置として抄録提出時に承認がまだ得られていなくても学会発表時までに倫理委員会の承認が得られるのであれば演題投稿が可能となっています。
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