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特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(4)1988年9月 東京
学術展示
ウロキナーゼ大量投与と星状神経節ブロック併用療法—網膜静脈閉塞症に対する応用
Combined therapy of urokinase and stellate ganglion block in retinal vein occlusions
梶原 一人
1,2
,
坪田 一男
1,3
,
劉 家華
1,3
,
張 裕子
1,3
,
村上 正和
4
,
木俣 仁
4
Kazuto Kajiwara
1,2
,
Kazuo Tsubota
1,3
,
Chiahwa Liu
1,3
,
Yooja Chang
1,3
,
Masakazu Murakami
4
,
Hitoshi Kimata
4
1慶応義塾大学医学部眼科
2大田原赤十字病院眼科
3国立栃木病院眼科
4獨協医大学第1麻酔
pp.830-831
発行日 1989年5月15日
Published Date 1989/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210804
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- Abstract 文献概要
緒言 網膜中心静脈閉塞症(CRVO)あるいは網膜中心静脈分枝閉塞症(BVO)は,高度な黄斑部浮腫,出血,硬性白斑を生じ,しばしば永続的な高度視力障害をきたす疾患である。今回著者等は CRVO 4例,BVO 9例に対しウロキナーゼ大量投与(UK)と星状神経節ブロック(SGB)を併用し,さらにBVO症例中6例にグリッド・パターン網膜光凝固術(GPHC)を施行し,網膜症の改善と視力の向上をみたので報告する。
方法 SGBは1%塩酸メピバカイン8mlを1日1回第6または第7頸椎部に注射することにより行った。UKはダイナボット社製アボキナーゼ24〜30万単位をソリタT3500mlに溶解し2時間かけて点滴静注した.SGB,UK共に2週間継続を基本とした。
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