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特集 第42回日本臨床眼科学会講演集(3)1988年9月 東京
学術展示
牽引性網膜剥離に対する強膜バックルと冷凍術による治療経験—7年間の経過観察
A 7-year follow up in a case of traction detachment treated with scleral buckle procedure
戸塚 清一
1
,
谷野 洸
2
,
瀬川 雄三
1
Seiichi Totsuka
1
,
Tsuyoshi Tanino
2
,
katsuzo Segawa
1
1信州大学医学部眼科
2関東逓信病院眼科
pp.604-605
発行日 1989年4月15日
Published Date 1989/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410210739
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- Abstract 文献概要
緒言 近年,穿孔性眼外傷の治療に硝子体手術が行われるようになってきた。一方,眼内組織に及ぼす影響が少ない,従来からの強膜バックル法の重要性も依然として大きい。それでは,両治療法の選択の境界はどこにあるのだろうか。ここに,眼内鉄片異物の症例で,異物除去後暫くして生じた巨大裂孔を伴う網膜剥離に対し,強膜バックル及び冷凍術で対処した1症例の7年間の経過につき報告する。
症例 32歳男性。
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