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特集 第39回日本臨床眼科学会講演集 (6)
学術展示
外傷性外転神経不全麻痺により非定型的周期性内斜視を呈した1例
Atypical cyclic esotropia in a case with traumatic abducens paresis
小笠原 孝祐
1
,
妹尾 佳平
1
,
門脇 文子
1
,
菅 和枝
1
,
佐藤 静
2
Kosuke Ogasawara
1
,
Kahei Senoh
1
,
Fumiko Kadowaki
1
,
Kazue Kan
1
,
Shizu Sato
2
1岩手医科大学医学部眼科学教室
2花巻厚生病院眼科
pp.770-771
発行日 1986年7月15日
Published Date 1986/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410209788
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- Abstract 文献概要
緒言 Cyclic esotropiaは比較的稀な疾患であり,その中には,正確に1日おきに内斜視と正位をくり返す隔日性内斜視の他に,その周期が不規則な非定型的周期性内斜視や間歇性外斜視術後に周期性内斜視を呈するconsecutive cyclic esotropiaなどが含まれている.今回,外傷により非定型的周期性内斜視を呈した興味ある1例を経験したので,その発現機序について若干の考察を加えて報告する.
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