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特集 第39回日本臨床眼科学会講演集 (6)
学術展示
瞳孔緊張症60眼の臨床的検討と瞳孔括約筋の分節麻痺の診断価値
Diagnostic value of segmental paralysis of pupil sphinctor muscles in 60 eyes with pupillotony
西田 幸子
1
,
加島 陽二
1
,
稲垣 昌泰
1
,
鈴木 利根
1
,
石川 弘
1
,
北野 周作
1
Sachiko Nishida
1
,
Yoji Kashima
1
,
Masayasu Inagaki
1
,
Tone Suzuki
1
,
Hiroshi Ishikawa
1
,
Shusaku Kitano
1
1日本大学医学部眼科学教室
pp.772-773
発行日 1986年7月15日
Published Date 1986/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410209789
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- Abstract 文献概要
緒言 瞳孔緊張症は,一般に①散瞳,②対光反応と輻輳反応の解離(図1),③反応のtonicity,④メコリール点眼による縮瞳がしられている1,2).今回,これらの条件をみたした瞳孔緊張症60眼について検討した結果,瞳孔括約筋の分節麻痺の存在が確定診断に極めて重要であることを確認した.またあわせて瞳孔緊張症の臨床統計についても報告する.
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