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特集 第38回日本臨床眼科学会講演集 (その3)
学術展示
未熟児網膜症の双眼倒像眼底撮影
Indirect fundus photography in retinopathy of prematurity under binocular control
山本 節
1
,
鶴岡 祥彦
2
,
湖崎 克
3
Misao Yamamoto
1
,
Yoshihiko Tsuruoka
2
,
Masaru Kozaki
3
1神戸大学
2滋賀医科大学
3大阪市立小児保健センター
pp.498-499
発行日 1985年4月15日
Published Date 1985/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410209401
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- Abstract 文献概要
緒言 未熟児の救命率が向上するにしたがって,未熟児を保育している病院,施設では未熟児の眼底検査が次第にルーチン化されてきている.一方,検査法の面でも双眼倒像鏡,強膜圧迫子を用いた網膜周辺部の眼底検査,倒像眼底撮影法1),螢光眼底検査法などの開発,進歩により,未熟児の眼底検査は一層正確な所見を把握できるようになった.そこで網膜症の進行程度や分類2),眼底所見の記録上,眼底撮影は欠かすことができないものとして,その必要性が高まっている.
今度,旭光学およびAlcon社からカメラ付双眼倒像鏡OPC(Ophthalmoscope with camera)が開発され試用する機会を得たので,網膜症に対する撮影法とともに,臨床上の効果について報告する.
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