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特集 第38回日本臨床眼科学会講演集 (その2)
学術展示
白内障術後における長期装用コンタクトレンズの問題点
Problems of extended-wear contact lens after phacoemulsification-aspiration
湖崎 弘
1
,
稲葉 昌丸
1
,
高藤 時夫
1
,
西川 博彰
1
Hiroshi Kosaki
1
,
Masamaru Inaba
1
,
Tokio Takafuji
1
,
Hiroaki Nishikawa
1
1湖崎眼科
pp.346-347
発行日 1985年3月15日
Published Date 1985/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410209372
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- Abstract 文献概要
緒言 最近の日本では社会の高年齢化に伴って無水晶体眼人口が急増しており,その視力矯正法が眼科医の重要課題となりつつある.
従来の眼鏡による矯正法は視野,色覚,見え方の点でコンタクトレンズに及ばず,装用者の社会活動に大きな制約が生ずる.また,眼内レンズはそれ単独での視力,および安全性の点で問題があり,現時点での白内障術後矯正法としては連続装用コンタクトレンズがもっとも現実的である.
我々はその実用性を確かめるため)に,過去5年にわたり自内障術後(KPE主体)眼に連続装用コンタクトレンズを処方し,その経過を観察したので,その問題点について報告する.
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