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特集 第37回日本臨床眼科学会講演集 (その5)
学術展示
瞳孔縁の不整および高眼圧を伴った原発性家族性アミロイドーシスの2症例
Primary familial amyloidosis with irregular pupillary margin and ocular hypertension : Report of two cases
布田 龍佑
1
,
馬場 裕行
1
,
稲田 晃一郎
1
,
中島 初子
1
,
小島 祐二郎
1
,
岡村 良一
1
Ryusuke Futa
1
,
Hiroyuki Baba
1
,
Koichiro Inada
1
,
Hatsuko Nakajima
1
,
Yujiro Kojima
1
,
Ryoichi Okamura
1
1熊本大学医学部眼科
pp.646-647
発行日 1984年6月15日
Published Date 1984/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410209191
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- Abstract 文献概要
原発性家族性アミロイドーシスの眼症状として,瞳孔異常,硝子体混濁1),緑内障2)などが報告されている。我我は著しい瞳孔縁の不整と緑内障および高眼圧を伴った2症例を経験したので,その臨床症状,房水蛋白分析結果,病理組織学的所見について報告する。
症例1は48歳,女性で42歳時四肢末端の知覚低下が出現し,内科にてfamilial amyloid polyneuropathyの診断がなされている。姉および伯母にも本症が認められている。44歳頃より視力低下が出現し,48歳時に近医にて緑内障を指摘され,熊大眼科を受診した。
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