特集 骨髄腫と類縁疾患―全身をみわたす診断・治療
骨髄腫類縁疾患の診断と治療
原発性ALアミロイドーシス
石田 禎夫
1
1日本赤十字社医療センター 血液内科
キーワード:
原発性ALアミロイドーシス
,
Dara-CyBorD
Keyword:
原発性ALアミロイドーシス
,
Dara-CyBorD
pp.787-789
発行日 2022年10月1日
Published Date 2022/10/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_naika130_787
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Summary
▪原発性ALアミロイドーシスの臨床症状は多彩であるため,ALアミロイドーシスの可能性を疑うことが早期発見に重要である.
▪M蛋白を証明するために血清・尿の免疫固定法,血清フリーライトチェーン(FLC)検査が必須である.
▪初発患者に対する現在の標準療法は,Dara-CyBorD療法(daratumumab-cyclophosphamide-bortezomib-dexamethasone)である.
© Nankodo Co., Ltd., 2022