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連載 眼科図譜・44
乳児黒内障性家族性痴呆症(ティ・ザックス氏病)の臨床的および組織学的知見
The clinical and histological observation of a case of infantile amaurotic family idiocy (Tay-Sachs disease)
松浦 みわ子
1
,
堀内 敏男
1
,
安生 昌夫
1
1東北大学眼科
pp.1071-1072
発行日 1958年8月15日
Published Date 1958/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410206420
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解説
乳児黒内障性家族性痴呆症(テイ・ザツクス氏病)は,痴呆,全身筋肉の麻痺,及び高度の視力障碍を伴ふ,特異な眼底像によつて知られる家族遺伝性疾患の一つである。
本症例は,之等の症状を完備した11カ月の男児で,(出生:1952年1月16日,初診:1952年12月13日。)3年5カ月の経過後,全身衰弱で死亡した定型的な一例であり死後剖見に附された。両親に血族結婚を証明する。
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