Japanese
English
臨床実験
化膿性鞏膜炎の1例
A Case of Purulent Scleritis
斎藤 嘉輔
1
Yoshisuke Saito
1
1横浜市立大学医学部眼科
1Dept.of Ophth.,Yokohama Municipal Univ. School of Medicine.
pp.187-189
発行日 1958年2月15日
Published Date 1958/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410206261
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
鞏膜は強靱な組織で全眼球炎を起すような時でも,比較的長く化膿に抵抗するものである。眼外傷又は手術後の伝染等を除けば,鞏膜に限局性の化膿性病巣を起す事は極めて稀である。多くは眼以外の化膿性病巣より転移性に生ずるもののようであるが,最近私は此の例に遭遇したので茲に報告する次第である。
Copyright © 1958, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.