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特集 第10回臨床眼科学会号
一般講演
(30)東洋医学による白内障治療経験
A Treatment Experience of Cataract by Oriental Medicine
小倉 重成
Shigenari Ogura
pp.259-263
発行日 1957年2月15日
Published Date 1957/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410205947
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老人によくみられる不眠,下肢の厥冷や煩熱,易疲労性,精力減退,便秘,神経痛,夜間尿,肩凝,高血圧等を対象として東洋医学的治療を行つているうちに,全身状態の好転に伴つて白内障眼の視力の好転するのに気ずいた(第1表の第1例,第2例,第3例の如し)。そこで昭和30年より,31年にかけて44例の白内障を対象として,東洋医学的治療を行い,視力の推移を観察するに,効果のみるべきものが少くない事が分つた。
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