Japanese
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臨床実験
二,三の手術手技と機械について
Einige Chirurgische Techniken
佐藤 勉
1
1順天堂医科大学
pp.57-61
発行日 1956年1月15日
Published Date 1956/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410205577
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1)隅角照明
虹彩箝置術,虹彩切除術,鞏角膜管錐術など緑内障の手術を行う時に虹彩角膜角の位置を確認しておいてから取りかゝるとやりよい。それには隅角照明(仮称)が良い。私は昨年ベルン(スイス)のGoldmannところでこれを見て来た。第1図のようにハンメルランプの光をなるべく小さく強く集光して角膜の下半部にあてる。そうすると上半の輪部に外接する鞏膜が明るく照らされて隅角の位置が判る。この照明法は隅角の正確な位置を示すものでないが,それでも手術の際に鞏膜切開の位置などを判断するためには充分な材料となる。
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