特集 二交替勤務のいま
三交替制から変則三交替制へ,そして二交替制へ
若林 稲美
1
,
薺藤 恭子
1
,
増子 ひさ江
1
1武蔵野赤十字病院
pp.98-103
発行日 2001年2月10日
Published Date 2001/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686902316
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はじめに
「24時間(終日終夜)最良の看護業務が継続実施されるように……」と看護業務指針にうたわれているように1),看護婦が夜勤をすることは当たり前のこととして扱われている。
ここ数年,看護婦の夜勤に対して,柔軟な対応や,手当てに対しても配慮されるようになった。しかしながら,患者の高齢化や重症化によって,夜間のケアや看護業務量は,日中に匹敵するほどになりつつある。一方,妊娠・出産に伴う夜勤免除や育児休暇の希望者は年々数を増し,看護管理者は,看護婦の採用・配置に苦慮し,病棟管理者は月々の勤務表の作成に頭を悩ます。
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