Japanese
English
連載 眼科図譜・185
珍しい植物性前房内異物
A CASE OF VEGETABLE FOREIGN BODIES IN THE ANTERIOR CHAMBER
井出 醇
1
,
木村 良造
2
,
原田 正夫
2
Atsushi Ide
1
,
Ryozo Kimura
2
,
Masao Harada
2
1山形市立病院済生館眼科
2東北大学医学部眼科学教室
1Department of Ophthalmology, Yamagata Shiritsu Hospital
2Department of Ophthalmology, Tohoku University School of Medicine
pp.265-266
発行日 1973年3月15日
Published Date 1973/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410204912
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〔解説〕
眼部へ飛入した異物は,角・結膜等眼球外にあるものと,硝子体網膜等の眼内異物とに分けられる。また異物の種類により鉱物質,動植物質等に分けて考えることもできる。
われわれはこのたび葛の蔓が右眼に当たり,多数のとげが球結膜,角膜に刺入し,さらに角膜裂傷を生ずることなく前房から虹彩上にも竄入した症例を経験したので報告する。
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