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連載 眼科図譜・174
Hippel病における黄斑部移動の1例
MACULAR DISLOCATION ON V. HIPPEL'S DISEASE
武井 洋一
1
,
米地 和夫
1
,
涌沢 成功
1
,
佐藤 紀子
1
,
斉藤 武久
1
Yōichi Takei
1
,
Kazuo Yonechi
1
,
Shigeo Wakusawa
1
,
Noriko Satoh
1
,
Takehisa Saitoh
1
1東北大学医学部眼科学教室
1Department of Ophthalmology, Tohoku University School of Medicine
pp.441-442
発行日 1972年4月15日
Published Date 1972/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410204759
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〔解説〕
黄斑部の背景螢光が微弱であることの解釈には,その部の色素上皮の解剖学的な差に帰するものと,網膜内にbarrierを求めるものと,大きくは二つに分けられるが,これはどちらが主役をなすかという程度であり,他方を除外しているわけではない。
今回,Hippel病の患者に光凝固を行ない,その後,網膜剥離をひきおこし,黄斑部が乳頭側に牽引された1例を経験し,その前後のカラー,螢光撮影を行なつたので,その写真を供覧する。
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