Japanese
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特集 眼科検査法(1)
特集
〔細隙灯顕微鏡検査・生体組織顕微鏡検査〕
5.眼底
Biomicroscopy of the fundus
梶浦 睦雄
1
Mutsuo Kajiura
1
1福島県立医科大学眼科教室
1Department of Ophthalmology, Fukushima Medical College
pp.1137-1141
発行日 1963年10月15日
Published Date 1963/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410202811
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今日では細隙灯顕微鏡検査はきわめて普偏化し,眼底の細隙灯検査も次第に用いられる様になつて来た。ことにHruby17)が彼の前置レンズを発表して以来,'多くの細隙灯顕微鏡にはこれが附属され,Routineとして取扱われるようになつて来たが,本邦ではなおこれを自由に駆使出来る眼科医がすくない憾がある。すでに今日では眼底の細隙灯顕微鏡検査は何の苦痛もなく,外来で簡単に用い得ると同時にこれの所見を知らずして,眼底疾患の診断は満足とはいえない程重要な技術に発展してきて,眼科医はこれの十分の知識を身につける事が要求されている。著者はここに主に初心の方々を対照にして概略を述べて見よう。
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