Japanese
English
臨床講義
眼瞼癌腫
Palpebral carcinoma
梶浦 睦雄
1
Mutsuo Kajiura
1
1福島県立医科大学
1Ophthalmology, Fukushima Prefectural Medical College
pp.983-989
発行日 1960年5月15日
Published Date 1960/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410206970
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眼瞼の癌腫は,他の器官に見られる癌腫よりも早期発見が可能である点,その解剖学的構造等より生命に対する予後は比較的良いものとされている。しかし,腫瘍が増大し,眼瞼の大半,乃至全部の摘除が必要な場合は,機能的にも,美容的にも重大な影響をもたらすので,これが早期発見,早期治療の必要性は,他部の癌腫のそれと較べて決して劣るものではない。
本日の臨床講義は,眼瞼の癌腫特にその最近の治療法について述べたいと思う。
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