Japanese
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臨床実験
急性球後視神経炎に於けるスピナール・パンピングの効果特に網膜血管径の計測成績
Effect of Spinal Pumning in the Treatment of Acute Retrobulbar Neuritis and Results of Measurement of the Calibers of the Retinal Blood Vessels
宮尾 重人
1
,
宮尾 エツ
1
1新潟大学医学部眼科教室
pp.632-635
発行日 1954年5月15日
Published Date 1954/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410201885
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所謂急性球後視神経炎と云われるものの原因は色々で,従つて種々の療法が試みられているが,最近三井(昭23),鈴木等(昭28)はスピナール・パンピングの有効のことを報告している。然し本法の作用機転は未だ明かでなく,神経細胞賦活と血管拡脹作用によると称せられる。
私共は最近本症の1例に於て本法を試みて,その効果観察の傍ら,本法により果して血管拡大作用が存するや否やに就き網膜血管徑を計測観察して見たので,以下にその成績を記載する。
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