臨床實驗
健眼並びに緑内障眼の負荷試驗に就て—第4報 血液滲透圧変化による眼圧の変動に就て
鎌尾 保
1
1熊本医大眼科
pp.28-32
発行日 1951年1月15日
Published Date 1951/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410200761
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第1章 緒言
眼圧が血液の滲透圧と密接な関係にあることはSei-del (1924) Baurmann (1925),Duke-Elder (1926)等により実驗せられて居る.そして血中滲誘圧の上昇は眼圧の下降を.滲透圧の下降は眼圧の上昇を來すことはPletnewa (1923),Sander-Larsen (1923),Tretene-ro (1923),Weeker (1924),Dieter (1925),Duke-El-der,Lambert (1928),Newcomb-Verdam (1929),矢田(大14),小川(昭2)氏等によつて実驗せられて居る.
最近我が國に於て頸動脹内注射が日常外來で行われる樣になつてから直接高張液を頸動脈内に注入することが行われ淸水,石井氏等により実驗せられて居る.
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