Japanese
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連載 緑内障手術手技・16
風間法(suture canalization)(1)
Suture canalization(1)
黒田 真一郎
1
Shin-ichiro Kuroda
1
1永田眼科
pp.1892-1894
発行日 2004年10月15日
Published Date 2004/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410100755
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セッティング
風間法は流出路手術と考えられており,濾過胞をつくらない手術であるためアプローチは上下どこからでもよい。したがって,ベッド,顕微鏡のセットや制御糸の掛け方もトラベクロトミーの場合と同様に考えればよい。ただ,風間法は白内障手術との同時手術を基本としているため,同時手術を行うこととしてセッティングを考える。同時手術の場合,白内障手術を同一創とするか別創にするかに分かれるが,原法では同一創としているため,ここでは同一創としての術式を説明する。
ベッド・顕微鏡,制御糸
同一創によるトラベクロトミーの同時手術の場合と同様に考えてよく,顔の傾きは額を高く,制御糸は上直筋付着部に掛ける。切開部位の強膜が水平になるように眼球の傾きを調節する。
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