連載 病院めぐり
山梨県立中央病院
寺本 勝寛
pp.876
発行日 2003年6月10日
Published Date 2003/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409100916
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山梨県立中央病院は古い歴史を持ち,明治9年5月に山梨県の甲府錦町に山梨県病院として開院しました.以来,県民に対し,医学の進歩に対応した適切で高度な医療を提供してまいりました.昭和45年に現地の甲府市富士見に580床の病院として移転してからも,山梨の基幹病院として機能していますが,建物の老朽化に伴い,現在,新県立中央病院(650床)を新築中です.
産婦人科に関して申し上げますと,病床数は産科35床,婦人科45床で,癌に対する高度で先駆的医療を継承するのみならず,公的医療機関でなければ対応困難な特殊性のある周産期医療にも力を注ぎ,平成13年10月には本院に総合周産期母子医療センター(MFICU 6床,NICU 9床,GCU 16床)が開設されました.
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