症例
両側卵管水腫に対する手術後,体外受精—胚移植で妊娠した3例
高橋 敬一
1,2
,
塩田 恭子
1
,
古屋 智
1
,
佐藤 孝道
1
1虎の門病院産婦人科
2現 高橋ウイメンズクリニック
pp.1099-1103
発行日 1999年8月10日
Published Date 1999/8/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903753
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体外受精—胚移植(IVF-ET)を2回以上施行しても不成功だった両側に卵管水腫の存在する不妊患者に対し,卵管切除術や卵管開口術を施行し,その直後のIVF-ETで妊娠・分娩に至った3例を経験した.卵管水腫の存在するIVF-ET不成功例への卵管水腫の処置により,着床・妊娠への好影響が期待できることが示唆された.
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