今月の臨床 卵巣がんと闘うために
検査・診断
1.卵巣癌検診は有用か
佐藤 重美
1
1弘前大学医学部産婦人科
pp.784-785
発行日 1999年6月10日
Published Date 1999/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409903678
- 有料閲覧
- 文献概要
卵巣癌は婦人科がんのなかで最も予後不良とされているが,最近では初期卵巣癌の治療成績が良好なことが示されている1).卵巣癌においても早期診断・早期治療がその治療成績向上のためにきわめて重要である.卵巣癌のスクリーニングには現在,主に次の二つの方法,すなわち腫瘍マーカー検査による方法と超音波断層法による方法が注目され試行されている.
Copyright © 1999, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.