今月の臨床 不妊治療—ここが聞きたい
卵管,子宮
4.子宮鏡の適応は,その進め方については?
可世木 久幸
1
,
荒木 勤
1
1日本医科大学産婦人科
pp.1428-1430
発行日 1996年11月10日
Published Date 1996/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902736
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1986年に経腟超音波法とヒステロファイバースコープが同時に本邦の婦人科領域に導入され10年を経過した.この間に経腟超音波は研修医を含むすべての婦人科医がマスターしたといっても過言ではない.
それに対して欧米ではヒステロファイバースコープを含め子宮鏡は婦人科医の必須技術とされているが,本邦では利用率が低い.実際に行ってみるとヒステロファイバースコープは手技は簡単であるが,そのテクニックを伝えるのがやや困難な印象を受ける.そこで本論文ではヒステロファイバースコープの適応とともにその方法を簡略に述べる.
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