今月の臨床 腹腔鏡下手術—知っておくべき最新情報
疾患別の手技・適応と限界
4.子宮内膜症
可世木 久幸
1
,
松島 隆
1
,
三並 伸二
1
,
石原 楷輔
1
,
荒木 勤
1
1日本医科大学産婦人科学教室
pp.245-249
発行日 2001年3月10日
Published Date 2001/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409904273
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はじめに
子宮内膜症の確定診断は病理検査でなされるため,腹腔鏡はその診断器具として重要な位置を占めてきた.さらに,近年内視鏡工学の進歩およびGn-RHアナログを用いる薬剤療法の併用により子宮内膜症の診断・治療は変貌を遂げつつあるといえよう.今回は子宮内膜症のうち卵管病変,腹膜病変,卵巣子宮内膜症について最近のトピックスを紹介する.
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