今月の臨床 新生児診療—産科医のためのポイント
新生児適応障害への対応
2.前期破水出生児の感染症予防対策
今中 基晴
1
,
中井 祐一郎
1
,
荻田 幸雄
1
1大阪市立大学医学部産婦人科
pp.1146-1148
発行日 1996年9月10日
Published Date 1996/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902655
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新生児感染はその原因が子宮内であることがしばしばある.早産ならびに前期破水では子宮内感染の頻度が正期産の5〜10倍に達し,とくに,前期破水は児にとって大きな感染リスクとなる.
したがって,児の感染予防には,出産後だけでなく出生前の対策も重要となる.
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