増刊号 産婦人科処方のすべて2020―症例に応じた実践マニュアル
産科編
Ⅳ.分娩の異常と処置
前期破水
瀬山 貴博
1
,
永松 健
1
,
藤井 知行
1
1東京大学医学部附属病院女性診療科産科
pp.320-323
発行日 2020年4月20日
Published Date 2020/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409210042
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
処方のポイント
◆妊娠34週未満の前期破水における広域スペクトラムの予防的抗菌薬投与は,妊娠期間を延長し母児の感染を減らす.
◆妊娠34〜36週の前期破水の管理は,妊娠37週以降の前期破水の管理に準じる.
◆GBS陽性例では,アンピシリンの点滴静注によって新生児のGBS感染を予防する.
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.