今月の臨床 妊娠と自己免疫疾患
クリニカルポイント
4.母体薬物投与の新生児管理
佐藤 孝道
1
1虎の門病院産婦人科
pp.826-831
発行日 1996年6月10日
Published Date 1996/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409902575
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何らかの薬剤が投与された母体から出生した児の管理は,そのまま,妊婦に投与された薬剤が胎児にどのような影響を与えるかという問題に還元できる.また新生児に何らの影響を残さない薬剤は,安全な薬剤ということもできる.
したがって,ここでは薬剤が胎児に与える影響を概論しながら,新生児管理のあり方を,主として自己免疫疾患関係に使われる薬剤を具体的にあげながら触れる.
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