今月の臨床 早期癌—診療ストラテジー
卵巣癌
診断
24.卵巣癌術中細胞診—進展度診断
竹島 信宏
1
,
清水 敬生
1
,
荷見 勝彦
1
1癌研究会附属病院婦人科
pp.780-781
発行日 1994年6月10日
Published Date 1994/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901785
- 有料閲覧
- 文献概要
婦人科悪性腫瘍の進展度診断および予後判断において,術中腹水細胞診は今日不可欠のものとなっている.中でも,卵巣癌においては,生存曲線に及ぼす影響が,子宮頸癌,子宮体癌に比して大きく,その臨床的有用性は高い1).本稿では,卵巣癌における,術中腹水細胞診の有益性を検討すると共に,当科で施行している腹腔内リザーバーを用いた卵巣癌のfollow upを併せて紹介する.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.