今月の臨床 婦人科外来検診マニュアル
A.予診
4.疼痛
桑原 惣隆
1
1金沢医科大学産科婦人科
pp.385-387
発行日 1994年4月10日
Published Date 1994/4/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901666
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予診は最初に患者に対面し患者のもつ主たる問題を収集分析する重要な過程である.
産婦人科領域の疼痛,とくに下腹痛や腰痛は他科領域のものも含まれるので鑑別診断が必要である.疼痛を訴える患者は比較的多いが疼痛は感じ方に個人差が大きく,程度も本人しか判断できない問題があり,また,急激に発症して緊急処置を要するものもあるので予診をとるときに迅速な判断を必要とする場合もある.
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