今月の臨床 IUGR診療
新しい胎児診療の試み
22.IUGRの胎児治療の試み
高木 耕一郎
1
1東京女子医科大学母子総合医療センター
pp.318-322
発行日 1994年3月10日
Published Date 1994/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409901654
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子宮内発育遅延(IUGR)は子宮内において胎児の発育が抑制された状態を総称した症候群であり,その原因は多岐にわたることが知られている(表1).IUGRに対する有効な治療はいまだ確立されてはいないが,本稿ではIUGRの病態を考慮に入れた上でそれらのいくつかを紹介したい.
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